設備
Facilities
加工技術を支える主要設備
私たち東洋内燃機工業の加工技術を支える主要設備をご紹介いたします。
1.
バルブシート研磨機
バルブシートの摩耗や、バルブガイド交換時に生じるバルブとシートの密着不良には必ずシート研磨が必要になります。
弊社のシート研磨機は三次元自動芯出し機能を備えた最新機を設備しております。
2.
バルブ研磨機
バルブの再生時に必ず必要なバルブ研磨機はフレキシブルに角度調整が可能で、シート面に対してお好みな当たりを選んで頂く事が可能です(面当たり・線当たり)。
ボールチャックでのチャッキングのため、高精度な芯だしが可能です。
3.
クランクシャフト肉盛機
アンダーサイズメタルが存在しない場合や、それ以上細くなってしまった場合は肉盛りをして元の寸法に戻す加修も可能です。その際クランクシャフトには必ず曲りが出ますが、弊社の加修方法はその曲りを研磨せずに直す方法で行います。
4.
クランクシャフト研磨機
クランクシャフトの焼き付きなどで生じたキズや、摩耗で細くなった箇所をアンダーサイズのメタルに合わせて削る(研磨)ための専用機械になります。
5.
ボーリングマシン
各気筒ごとオーバーサイズピストンに合わせてボーリングをします。単気筒~V型・W型どのようなシリンダーへもアクセス可能です。オーバーサイズピストンで間に合わない場合は更にオーバーサイズのピストン再作やスリーブを入れてのボーリングを行います。ライナー式シリンダーの下穴加修や湿式ライナーOリング当り部の腐食部再生も行います。
6.
ラインボーリングマシン
クランクハウジングやカムハウジングのライン修正や、ハウジング肉盛~ラインボーリング迄一貫して行っております。全ライン(6気筒の場合7ヶ所)も対応可能です。トレーラーカプラのベースピン穴等、特殊なラインボーリングも対応可能です。